アダルトグッズの「防水仕様」は2.7% — お風呂で使う前に知ること
公開日: 2026-07-17
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先に悪いところから言います。「お風呂で使いたいから防水仕様で探そう」と思っても、選べる商品はごくわずかしか残らない。
僕がショップで働いていたころ、「これ、お風呂で使っても平気ですか」という質問はかなり多かった。答えはいつも「防水と書いてあるものだけ選んでください、書いてないものは水気厳禁です」だった。コヨイチの数字を見ても、その「わずかしかない」という感覚は裏付けられた。
防水仕様は548件・2.7%
コヨイチが持っているFANZA通販のグッズは合計20,630件(2026年7月17日時点のスナップショット)。このうちジャンルに「防水仕様」と付いているのは548件、割合にすると**2.7%**しかない。
| ジャンル | 件数 | 全体比 |
|---|---|---|
| 静音仕様 | 506件 | 2.5% |
| 防水仕様 | 548件 | 2.7% |
| 初心者向け | 387件 | 1.9% |
| 全グッズ | 20,630件 | 100% |
静音仕様(2.5%)とほぼ同じ希少さで、初心者向け(1.9%)よりは少し多い程度。「お風呂で使える」という条件は、グッズ探しの中でもかなり絞られる部類に入る。
防水と値段の関係 — 平均8,039円という現実
548件の平均価格は8,039円(こちらも2026年7月17日時点の価格)。最安437円から最高56,842円まで開きがある。
これは全グッズ平均の6,166円より1,873円、率にして約30%高い。防水にするにはモーター部やスイッチ部を密閉し、パッキンで隙間を塞ぐ構造が要る。この加工が入るぶん、単純に安く作れないというのが元店員としての実感で、静音仕様が高くなる理由(モーターの精度や緩衝材のコスト)とほぼ同じ構図だ。
「完全防水」と「生活防水」は違う
ここは誤解が多いところなので、はっきり書いておく。
「完全防水」は水中での使用を想定した作りで、お風呂に沈めて使う前提のものが多い。一方「生活防水」は汗や水滴がかかっても壊れない程度の防滴仕様で、湯船に沈める使い方までは想定していないことが多い。商品ページの表記が「完全防水」なのか「生活防水」なのかは、買う前に必ず確認したほうがいい。
ただし、完全防水と書いてあっても「絶対に壊れない」と保証されているわけではない。パッキンは経年で硬化・劣化するし、充電端子やスイッチ部の防水性能は使い込むほど落ちていく。防水仕様だからといって永久に安心、という書き方はできないし、僕もそうは書かない。
レビューで選べる防水仕様商品
548件の中でもレビューが付いているものは限られる。レビュー数が多い順に並べるとこの4つが上位に来る。
| 商品 | レビュー数 | 評価 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 完全防水 吸引挿入 CHUPA-CHUPA CUNNI VIBE black | 10件 | ★4.4 | 4,559円 |
| 完全防水 遠隔絶頂 メスイキバックバイブ9 | 9件 | ★4.11 | 5,494円 |
| 完全防水 GPRO DENMA BLACK mini | 6件 | ★3.33 | 4,030円 |
| ONAHO HEATING SYSTEM 充電式 | 6件 | ★3.0 | 4,048円 |
10件でトップに立てる世界なので、口コミの厚みを期待しすぎず、価格帯と用途が自分に合っているかを先に見るほうが現実的だと思う。

お風呂で使うときの注意点
- 充電式のものは、充電中や充電端子が濡れた状態での通電は避ける(防水は「使用時」の話で「充電時」まで含まないモデルが多い)
- 熱すぎる湯には長時間浸けない。パッキンやゴム部分は高温に弱く、劣化を早める
- 使用後は真水でよくすすぎ、しっかり乾かしてから保管する。濡れたまま放置すると防水性能そのものが落ちていく
- 排水口に流さない。詰まりの原因になるし、そもそも取り返しがつかない
このあたりは店頭でも繰り返し伝えていたことで、防水仕様かどうかより「使ったあとの扱い方」で寿命が変わる、というのが率直な感覚だ。
条件別の選び方
| 条件 | 気にすべきこと | 目安 |
|---|---|---|
| お風呂メインで使う | 「完全防水」表記かどうか | 生活防水は避ける |
| 夏場の汗対策 | 生活防水でも足りることが多い | 無理に完全防水を狙わなくていい |
| とにかく丸洗いしたい | 洗いやすい素材・継ぎ目の少なさ | レビューで手入れのしやすさを確認 |
お風呂で沈めて使うつもりなら完全防水一択だが、汗対策やちょっとした水濡れ程度なら生活防水でも十分なことが多い。目的と表記のグレードを合わせるのが一番の近道だ。
よくある質問
Q. 防水仕様なら絶対に壊れないですか? A. いいえ。防水は「水に触れても壊れにくい」構造であって、壊れないことを保証するものではない。パッキンの経年劣化や電源部の消耗は防水仕様でも起こり得る。
Q. 生活防水と書いてあるものをお風呂で使ってもいいですか? A. 想定外の使い方になるのでおすすめしない。湯船に沈める使い方をしたいなら「完全防水」表記のものを選んだほうがいい。
Q. 防水仕様は高いだけの価値がありますか? A. お風呂やシャワーで使う予定があるなら価値はある。使う場所が乾いた室内だけなら、無理に防水を選ぶ必要はない。
まとめ
「防水仕様」で絞れる商品は20,630件中548件・2.7%しかなく、平均価格も全体より3割ほど高い。お風呂で使うつもりがあるかどうかで、この2.7%を狙う価値は変わってくる。
なお、静音仕様を数えた記事も同じ母数(20,630件)で書いているので、あわせて条件を絞り込みたい人は読み比べてほしい。値下がりを待つ手もあるが、FANZAの動画作品のセール割引率を実測した記事の通り、値引きの中心は3割引き程度で劇的な値下げは期待しにくい。いま値下がりしている商品は本日のセール一覧で確認できる。
美月
剛田