女性向けアダルトグッズのメーカー比較|iroha・LELO等598点の値段

公開日: 2026-10-20

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女性向けグッズのメーカーは、値段で3つの帯に分かれる

女性向けのアダルトグッズを選ぼうとして、iroha、LELO、ウーマナイザーと名前を並べたところで手が止まる。どれも聞いたことはあるけれど、何がどう違うのかは分からない。そういう人に向けて、この記事を書きました。

先に答えを置いておきます。FANZA通販のローターとバイブ598点を、メーカーごとに値段で並べると、はっきり3つの帯に分かれました。

  • 2万円台の海外ブランド(LELO・ウーマナイザー・Lovense)
  • 7,000〜1万円台のブランド(Fun Factory・iroha/TENGA・MagicMotion・Satisfyer・ビーユアラバー)
  • 2,000〜4,000円台の手頃なメーカー(プライム・日暮里ギフト・マジックアイズほか)

いちばん上の帯と下の帯では、メーカーごとの値段の中央値に約10倍の開きがあります。安い買い物ではないので、この10倍が何に払うお金なのか、品ぞろえと値付けの癖まで含めて数字で見ていきます。

わたしは家電量販店の売り場に20年立っていました。同じ「ドライヤー」でも3,000円の棚と3万円の棚があり、お客さんが最初に迷うのは「どの棚の前に立てばいいのか」でした。商品を選ぶ前に、まず棚を選ぶ。この記事は、その「棚選び」をメーカー単位でやるための地図です。

(本文中の数字はすべて、2026年10月20日時点でコヨイチが記録しているFANZA通販の値段です。商品を使った感想ではなく、値段と品ぞろえの集計としてお読みください。)

調べ方:何を、何点、いつの値段で比べたか

比較は、条件をそろえないと意味がありません。売り場で「こっちのほうが安いですよ」と言うときも、容量や付属品をそろえてから言うのが鉄則でした。今回そろえた条件は次のとおりです。

項目 内容
対象 FANZA通販のローターとバイブ(FANZAの売り場の分類で、ローター側とバイブ側の両方)
点数 10月20日に値段が記録されている598点
メーカー数 57社
値段の日付 2026年10月20日
値段の記録期間 2026年7月17日から(多くの商品で95日ぶん)

あわせて、3つの物差しを使います。言葉だけだと誤解されやすいので、定義をはっきりさせておきます。

値下がりしたことがある割合:7月17日から10月20日までの記録の中で、一度でも「その商品の最高値より安い日」があった商品が、そのメーカーの中で何割あるか。

最大の下げ幅:そのメーカーの商品の中で、最高値から見て一番大きく下がった幅。

元値に対する今日の値段:FANZAの商品ページに元の値段が表示されている商品について、10月20日の値段が元値の何割にあたるか。

それから、タグについて一つ断っておきます。FANZAは商品に「静音仕様」「防水仕様」「吸引仕様」「アプリ連動」といったタグを付けていますが、このタグには付け漏れがあります。ですからこの記事では「タグが付いている商品の数」としてだけ扱い、「このメーカーは防水が少ない」といった言い切りはしません。タグが0件でも、その機能が無いとは限らない。ここは読む側も頭の片すみに置いておいてください。

もう一つ。値下がりの割合は、過去の記録の話です。「この割合が高いから、待てば安く買える」という保証ではありません。この点はあとの章でも繰り返します。

全体の値段の帯:半分は2,000〜5,000円に集まる

まず売り場全体の相場です。598点の値段は、中央値が3,615円、一番安い商品が435円、一番高い商品が56,842円でした。下と上で100倍以上離れていますが、真ん中は3,000円台です。

値段の帯ごとに点数を数えると、こうなります。

値段の帯 点数
2,000円未満 90点
2,000〜5,000円 305点
5,000〜10,000円 109点
10,000〜20,000円 43点
20,000円以上 51点
合計 598点

598点のうち305点、つまり約半分が2,000〜5,000円の帯に入っています。売り場のボリュームゾーンはここです。

面白いのは、1万〜2万円の帯(43点)よりも、2万円以上の帯(51点)のほうが点数が多いことです。普通、値段が上がるほど点数は減っていくものですが、ここでは逆転している。理由は後で見るとおりで、LELOやウーマナイザー、Lovenseといった2万円台を中心にするブランドが、色違いも含めて点数を持っているからです。

つまりFANZAの女性向けグッズの売り場は、「3,000円前後の大きな山」と「2万円台の小さな山」の二こぶになっている、と見るのが実態に近いと思います。その間をつなぐのが、7,000〜1万円台のブランドです。

ローター単体の値段の幅については、ローターの値段の相場(安いものと高いものの違い)でもう少し細かく見ています。

メーカー別の比較表(主要19社)

ここが本題の表です。10点以上の商品がある主要メーカーに、比較に必要な社を加えた19社を並べました。値段は10月20日のFANZAの値段です。

表1:値段と点数

メーカー 点数 ローター/バイブ 中央値 最安〜最高
LELO 42 21/21 26,812円 12,540〜56,842円
ウーマナイザー 13 10/3 23,850円 11,850〜34,349円
Lovense 12 4/8 22,218円 14,518〜35,088円
Fun Factory 14 5/9 10,190円 3,801〜12,883円
TENGA(iroha・paiRING) 13 0/13 9,900円 7,920〜18,700円
MagicMotion 10 3/7 8,078円 4,593〜11,880円
Satisfyer 12 8/4 7,180円 4,224〜10,023円
ビーユアラバー 29 10/19 6,039円 4,048〜10,584円
Liebe Seele 16 15/1 3,795円 3,365〜6,069円
MOTLAB 21 19/2 3,553円 2,124〜5,831円
T-BEST 34 21/13 3,396円 1,468〜7,001円
メディアクラフト 21 11/10 3,256円 1,411〜7,673円
ハトプラ 14 9/5 3,247円 1,346〜5,544円
FACT 20 17/3 3,192円 2,710〜5,236円
トアミ 21 8/13 2,860円 1,052〜8,485円
トイズハート 18 12/6 2,684円 1,271〜6,160円
プライム 72 23/49 2,578円 1,111〜4,752円
日暮里ギフト(NPG) 29 19/10 2,481円 991〜5,104円
マジックアイズ 27 17/10 2,174円 860〜6,300円

表2:タグと値付けの性格

メーカー 静音タグ 防水タグ 吸引タグ アプリ連動タグ 値下がり経験 最大下げ幅 元値に対する今日の値段
LELO 7 27 0 0 12% 12% 約0.97
ウーマナイザー 10 13 0 0 31% 20% 約1.0
Lovense 7 5 0 0 58% 28% 約1.0
Fun Factory 11 12 0 0 0%(※) 0% 約0.96
TENGA(iroha・paiRING) 9 8 0 0 0% 0% 約0.97
MagicMotion 4 4 0 0 10% 2% —
Satisfyer 7 6 0 1 17% 29% 約0.96
ビーユアラバー 5 13 20 7 66% 35% —
Liebe Seele 12 12 0 0 0% 0% —
MOTLAB 3 0 0 0 95% 45% —
T-BEST 6 6 2 0 47% 63% —
メディアクラフト 6 1 0 0 71% 34% —
ハトプラ 6 4 0 0 100% 34% —
FACT 6 10 0 0 5% 3% —
トアミ 0 4 0 0 71% 27% —
トイズハート 3 2 0 0 0% 0% —
プライム 12 3 0 0 68% 27% 約0.78
日暮里ギフト(NPG) 0 0 0 0 100% 36% 元値の表示がほぼ無い
マジックアイズ 10 6 2 0 100% 27% —

※Fun Factoryは値段の記録が約70日ぶんで、ほかの社(約95日)より短めです。「記録した期間では値下がりが無かった」という意味です。

「—」は、今回この割合を集計していない社です。

二つの表を並べて見ると、上の帯ほど「元値に対する今日の値段」が1.0に近く、つまり値札どおりの値段で売られていることが分かります。逆にプライムは約0.78で、元値の表示に対して2割ほど安い値段がふだんから付いている。値段の帯だけでなく、値付けのやり方そのものがメーカーによって違うわけです。

なお、売り場にはMIYABI(26点)・A-ONE・ワイルドワンといった社もあります。MIYABIはアナル向けの商品が中心なので、今回の女性向けの比較からは外しました。また、検索でよく一緒に名前が挙がるSVAKOMは、FANZAの今のローター・バイブ売り場には見当たりませんでした。

メーカーの集中ぐあいを通販グッズ全体で見た話は、FANZA通販グッズはどのメーカーに集中しているかにまとめています。

帯1:2万円台の海外ブランド(LELO・ウーマナイザー・Lovense)

ここからは帯ごとに、メーカーを一社ずつ見ていきます。まずは中央値が2万円を超える3社です。

この3社の中央値は、LELOが26,812円、ウーマナイザーが23,850円、Lovenseが22,218円。どれもプライム(2,578円)の8〜10倍の水準です。LELOとプライムでは、26,812円÷2,578円で約10.4倍になります。

LELO:42点で売り場の最高値を持つ

LELOは42点で、この帯では一番点数が多いメーカーです。ローター側21点、バイブ側21点と、きれいに半々に分かれています。

値段の入口はSONA(12,540円)で、上はENIGMA Double Sonic(56,842円)。この56,842円は、今回の598点全体の最高値でもあります。同じメーカーの中で、下と上に4倍以上の開きがあるということです。

SONA さくら

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上の商品カードは、LELOの入口にあたるSONAのさくら色です。10月20日のFANZAの値段で12,540円。LELOの商品の中では、10月20日時点でここが一番低い値段でした。

品ぞろえを見てわたしが気づいたのは、同じ商品の色違いが多いことです。SONA、ORA3、DOT Cruiseなどは、色違いで何点も並んでいます。42点という数字は、42種類の道具があるという意味ではありません。「種類×色」で42点です。売り場でもよくありました。棚にずらっと並んでいるように見えて、実は同じ型番の色違いだった、という話です。点数の多さを品ぞろえの幅と取り違えないようにしてください。

タグでは、42点中27点に防水タグが付いています。

値付けの性格は「ほとんど動かさない」です。記録期間中に一度でも安い日があった商品は12%だけで、下げ幅も最大12%。元値に対する今日の値段も約0.97で、ほぼ値札どおり。セールを待って大きく安くなるのを期待するより、「値段は変わらないもの」と思って予算を組むほうが現実的なメーカーです。

こんな人向き:1万円台前半から5万円台まで、予算に合わせて同じブランドの中で選びたい人。まずはSONA(12,540円)の値段を基準にして、そこから上を見るかどうか決めるのが分かりやすいと思います。

ウーマナイザー:13点すべてに防水タグ、値段の段がはっきりしている

ウーマナイザーは13点。ローター側10点、バイブ側3点です。

このメーカーの品ぞろえで一番目を引くのは、値段の段がきれいに分かれていることです。

シリーズ名(商品名から) 10/20のFANZAの値段
スナップ 11,850円
ネクストリバティ 19,350円
エンハンス 23,850円
ネクスト 32,609円
ネクストデュオ 34,349円

1万円台前半、2万円弱、2万円台、3万円台と、段を一つずつ上がっていくような並びです。家電でいう「エントリー機・中位機・上位機」の作り方に近い。予算が先に決まっている人は、その予算の段にある商品から見ていけば迷いが少なくて済みます。

Womanizer スナップ クラッシュベリー

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上のカードは、一番下の段にあたるスナップのクラッシュベリー色で、10月20日のFANZAの値段で11,850円です。

タグを見ると、13点すべてに防水タグが付いていて、静音タグも10点に付いています。今回の19社の中で、全商品に防水タグが付いていたのはウーマナイザーだけでした。

値付けは、元値に対する今日の値段が約1.0。値札どおりです。それでも記録期間中に31%の商品で一度は安い日があり、最大の下げ幅は20%でした。LELOよりは少し動くが、大きくは崩れない。そんな性格です。ただし、これも過去の記録で、次に同じように下がる保証ではありません。

ウーマナイザーはFANZA以外にも販売店があります。たとえば下のモアコスメもその一つです。お店によって扱っている商品や条件が違うかもしれないので、気になる人は両方の商品ページを見比べてから決めてください。

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こんな人向き:予算の段を決めて、その段の中から1本を選びたい人。防水タグを重視する人。

Lovense:値札どおりだが、記録期間中は半分以上が一度は下がった

Lovenseは12点で、ローター側4点、バイブ側8点。値段は14,518円(Gemini)から35,088円(Spinel)までです。

このメーカーは、二つの数字の組み合わせが少し変わっています。元値に対する今日の値段は約1.0で、10月20日の時点では値札どおり。ところが記録期間中には、58%の商品で一度は安い日がありました。最大の下げ幅は28%です。

つまり「ふだんは値札どおり、ときどき下がる」という動き方です。帯1の3社の中では一番値段が動くメーカーでした。ただし過去の記録なので、待てば安く買えるという保証ではありません。

タグは、静音タグ7点、防水タグ5点。アプリ連動のタグは、FANZAの売り場では付いていませんでした(付け漏れの可能性はあります。タグが無いからといって、その機能が無いとは言えません)。

スマホやパートナーとの遠隔操作に関心がある人は、遠隔で操作できるグッズの使い方(カップル向け)もあわせて読んでみてください。

こんな人向き:2万円前後の予算で、急がずに値段の動きを見ながら買いたい人。

帯2:7,000〜1万円台のブランド(Fun Factory・iroha・MagicMotion・Satisfyer・ビーユアラバー)

次は真ん中の帯です。中央値で見ると、Fun Factory 10,190円、TENGA(iroha・paiRING)9,900円、MagicMotion 8,078円、Satisfyer 7,180円、ビーユアラバー 6,039円。帯1の半分以下、帯3の数倍という位置にいます。

この帯は、メーカーごとの性格の差が一番大きい帯でもあります。値段を一切動かさない社もあれば、半分以上の商品が動く社もある。品ぞろえも、吸引タグやアプリ連動タグが厚い社がここにいます。

iroha(TENGA):13点すべてバイブ側、値段は一度も動いていない

irohaは、FANZAの通販では「TENGA」のメーカー名で売られています。検索で「irohaのメーカー」を探している人は、FANZAではTENGAの名前で探すと見つかります。

TENGAの名前で並んでいる女性向けの商品は13点。13点すべてがFANZAの分類でバイブ側です。内訳は次のとおりでした。

シリーズ 点数 10/20のFANZAの値段
iroha FIT(MINAMOZUKI・MIKAZUKI。なでしこ色を含む) 4点 12,276円
iroha FIT+ AONAMI 1点 18,700円
TENGA paiRING・paiRING+ 8点 7,920円・9,900円

irohaの名前が付いているのは5点で、残りの8点はpaiRINGという別のシリーズです。中央値の9,900円はpaiRINGの値段に引っ張られた数字なので、「irohaだけ」で見ると1万2千円台からになります。ここは表だけ見ていると取り違えやすいところです。

iroha FIT MIKAZUKI

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上のカードはiroha FIT MIKAZUKIで、10月20日のFANZAの値段で12,276円です。

タグは静音タグ9点、防水タグ8点。

値付けの性格は、はっきりしています。記録期間中、13点すべてで値下がりが一度もありませんでした。元値に対する今日の値段も約0.97です。いつ見ても同じ値段、というメーカーです。

これは見方によっては良い点です。セールを待つ必要がないので、「買おう」と思った日に買って後から値下がりにがっかりする、ということが記録上は起きていません。

こんな人向き:値段の上下を気にせず、決めた日に買いたい人。1万2千円台を予算の基準にできる人。

Fun Factory:3,801円から、記録期間中の値下がりはなし

Fun Factoryは14点で、ローター側5点、バイブ側9点。値段は3,801円(STEADY)から12,883円(BI STRONIC)までで、中央値は10,190円です。入口の値段だけなら帯3と変わらない水準から始まっているのが特徴です。

タグは静音タグ11点、防水タグ12点。14点に対してこの数なので、タグの付き方はかなり揃っています。

値付けはTENGAと同じく、記録期間中の値下がりなし。元値に対する今日の値段は約0.96です。ただしFun Factoryは記録が約70日ぶんで、ほかの社より短いので、「記録した期間では」という条件付きの話です。

こんな人向き:1万円前後の予算で、タグの揃った品から選びたい人。

MagicMotion:8,078円前後、値段はほとんど動かない

MagicMotionは10点、ローター側3点・バイブ側7点。4,593円から11,880円までで、中央値は8,078円です。

タグは静音・防水がそれぞれ4点。値下がり経験は10%、最大の下げ幅は2%なので、動いたとしてもほんの少しです。

こんな人向き:5,000〜1万円の予算で、値段の安定したメーカーから選びたい人。

Satisfyer:海外ブランドの中では手が届きやすい帯

Satisfyerは12点、ローター側8点・バイブ側4点。値段は4,224円(Perfect Pair 3)から10,023円までで、中央値は7,180円です。

今回並べた海外ブランドの中で、一番手が届きやすい値段の帯にいるのがこのメーカーです。帯1の3社がどれも1万円台から始まるのに対し、Satisfyerは4,000円台から始まり、一番高くても1万円ほどです。

タグは静音7点、防水6点、そしてアプリ連動タグが1点。値下がり経験は17%、最大の下げ幅は29%。元値に対する今日の値段は約0.96でした。

こんな人向き:海外ブランドの品を、1万円以内で探したい人。

ビーユアラバー:吸引タグ20点、アプリ連動タグ7点

ビーユアラバーは29点で、この帯では一番点数が多いメーカーです。ローター側10点、バイブ側19点。値段は4,048円から10,584円までで、中央値は6,039円です。

このメーカーの品ぞろえは、タグの数字に特徴が出ています。

タグ 29点中
吸引タグ 20点
防水タグ 13点
アプリ連動タグ 7点
静音タグ 5点

29点中20点に吸引タグ、7点にアプリ連動タグ。今回の19社の中で、吸引タグとアプリ連動タグが一番多く付いているのがビーユアラバーです。商品名を見ると、ToyCod(ToyCod Tara など)やZEMALIAといったブランド名が並んでいます。品ぞろえの中心は「吸うタイプ」と「スマホで操作するタイプ」と見てよさそうです。

値付けはよく動くほうで、記録期間中に66%の商品で一度は安い日があり、最大の下げ幅は35%でした。

吸引タイプの値段の相場は吸引バイブの値段の相場で、吸引タイプを選ぶときの注意点は吸引バイブが強すぎると感じたときの選び方で書いています。

ビーユアラバーにはFANZA以外の販売店もあります。下はBeYourLoverのお店です。扱う商品や条件はお店ごとに違うかもしれないので、商品ページを見比べてから決めてください。

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こんな人向き:吸引タイプやアプリで操作するタイプを、1万円以内で探したい人。

帯3:2,000〜4,000円台の手頃なメーカー

最後に、売り場のボリュームゾーンを支えている帯です。中央値が2,000〜4,000円台に並ぶ社をまとめて比べます。

メーカー 点数 中央値 最安〜最高 値下がり経験 最大下げ幅
マジックアイズ 27 2,174円 860〜6,300円 100% 27%
日暮里ギフト(NPG) 29 2,481円 991〜5,104円 100% 36%
プライム 72 2,578円 1,111〜4,752円 68% 27%
FACT 20 3,192円 2,710〜5,236円 5% 3%
T-BEST 34 3,396円 1,468〜7,001円 47% 63%
MOTLAB 21 3,553円 2,124〜5,831円 95% 45%
Liebe Seele 16 3,795円 3,365〜6,069円 0% 0%

同じ「手頃なメーカー」でも、値下がり経験が100%の社(マジックアイズ・NPG)と0%の社(Liebe Seele)が隣り合っています。帯3は値段の水準こそ近いものの、値付けの性格はばらばらです。

ここからは、代表として3社を少し詳しく見て、残りを短く添えます。

プライム:72点で売り場最多、ふだんから元値の約8割

プライムは72点。今回の598点の中で、一社でこれだけの点数を持つメーカーはほかにありません。ローター側23点、バイブ側49点です。

値段は、いつものデンマ(1,111円)から気絶デンマ(4,752円)まで。中央値は2,578円です。

いつものデンマ ピンク(p-289)

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上のカードは、いつものデンマのピンクで、10月20日のFANZAの値段で1,111円。プライムの中では、ここが10月20日時点で一番低い値段でした。

プライムの値付けで一番特徴的なのは、元値に対する今日の値段が約0.78、つまり元値の表示より2割ほど安い値段がふだんから付いていることです。セールの日だけ安いのではなく、いつ見ても元値より安く出ている。記録期間中に一度でも安い日があった商品は68%、最大の下げ幅は27%でした。

LELOと同じく、色違いが多いのもこのメーカーです。72点という数字も「種類×色」で数えたものだと思ってください。

タグは静音タグ12点、防水タグ3点。

こんな人向き:とにかく1本目の予算を抑えたい人。1,000円台から4,000円台までの中で選びたい人。

日暮里ギフト(NPG):991円から、全商品の値段が動いた

日暮里ギフト(NPG)は29点、ローター側19点・バイブ側10点。値段は991円(CHOCO DENMA)から5,104円までで、中央値は2,481円です。

元値の表示がほぼ無いので、「元値の何割か」は出せませんでした。その代わり、値段の動き方には特徴があります。記録期間中、29点すべてで一度は安い日がありました。最大の下げ幅は36%です。

今回のタグ集計では、静音・防水・吸引・アプリ連動のどのタグも付いていませんでした。ただ、これは付け漏れの可能性もあるので、気になる機能がある人は商品ページの説明を読んでください。

こんな人向き:1,000円前後から探したい人。値段の動きを見ながら買う日を選びたい人。

マジックアイズ:中央値2,174円、19社の中で一番低い

マジックアイズは27点、ローター側17点・バイブ側10点。値段は860円から6,300円で、中央値の2,174円は今回の19社の中で一番低い数字です。

タグは静音タグ10点、防水タグ6点、吸引タグ2点。帯3の中では、静音タグがよく付いているほうです。

値付けはNPGと同じく、記録期間中に全商品で値段が動きました。最大の下げ幅は27%です。

こんな人向き:3,000円以下の予算で、静音タグの付いた品も候補に入れたい人。

そのほかの帯3のメーカー

  • T-BEST(34点・中央値3,396円):値下がり経験は47%ですが、最大の下げ幅が63%と、今回の19社で一番大きな下げを記録しています。吸引タグも2点あります。
  • Liebe Seele(16点・中央値3,795円):静音タグ12点、防水タグ12点と、16点に対してタグの付き方が揃っています。記録期間中の値下がりはありませんでした。
  • FACT(20点・中央値3,192円):防水タグ10点。値下がり経験5%・最大3%と、ほぼ動かないメーカーです。
  • MOTLAB(21点・中央値3,553円):ほとんどがローター側(19点)。値下がり経験は95%、最大の下げ幅は45%と大きめです。
  • メディアクラフト(21点・中央値3,256円)、トアミ(21点・中央値2,860円)、ハトプラ(14点・中央値3,247円)、トイズハート(18点・中央値2,684円)も、この帯に入ります。

静音タグが付いた品とそうでない品でどれくらい値段が違うかは、静音仕様のグッズはいくら高いかで別に集計しています。

値付けの性格:値段を動かさない社と、よく動く社

ここまで見てきて、値段の帯とは別の軸が見えてきたと思います。「値段を動かすかどうか」です。

性格 メーカー 記録期間中の値下がり経験
値段を動かさない TENGA(iroha・paiRING) 0%
値段を動かさない Fun Factory 0%(記録約70日)
値段を動かさない Liebe Seele 0%
値段を動かさない トイズハート 0%
よく動く 日暮里ギフト(NPG) 100%
よく動く マジックアイズ 100%
よく動く ハトプラ 100%
よく動く MOTLAB 95%

この二つのグループは、値段の帯をまたいでいます。帯2のTENGAと帯3のトイズハートが同じ「動かさない」側にいて、帯3のNPGやマジックアイズは「よく動く」側にいる。値段が安いメーカーほどセールをする、という単純な話ではないということです。

さらに、プライムのように「元値の表示に対して、ふだんから2割ほど安い」という第三の型もあります。

では、「よく動く社」ならセールを待てば得をするのか。ここは慎重に言っておきます。値下がり経験の割合は、7月17日から10月20日までに「一度でも最高値より安い日があったか」を数えたものです。次にいつ、どれだけ下がるかは分かりません。安く買える保証ではありません。

わたしの考えを言えば、こうです。「動かさない社」の商品は、値段で迷う必要がないので、欲しい日に買えばいい。「よく動く社」の商品は、急いでいないなら何日か値段を見てから決める余地がある。その程度の使い分けで十分だと思います。

予算別:どのメーカーから見るか

ここまでの数字を、予算ごとの「見る順番」にまとめます。値段はすべて10月20日のFANZAの値段です。

予算 まず見るメーカー 目安になる商品・数字
〜3,000円 プライム → マジックアイズ → 日暮里ギフト(NPG) いつものデンマ 1,111円/マジックアイズ 860円〜/CHOCO DENMA 991円〜。3社とも中央値2,100〜2,600円台
3,000〜10,000円 Liebe Seele・FACT・T-BEST・MOTLAB → ビーユアラバー → Satisfyer → TENGA(paiRING)・MagicMotion 帯3の上側(3,000円台)から、ビーユアラバー(4,048円〜)、Satisfyer(4,224円〜)、paiRING(7,920円・9,900円)
1万〜2万円 iroha(TENGA)→ Fun Factory → ウーマナイザー → LELO → Lovense iroha FIT 12,276円/BI STRONIC 12,883円/スナップ 11,850円・ネクストリバティ 19,350円/SONA 12,540円/Gemini 14,518円
2万円〜 LELO → ウーマナイザー → Lovense LELO中央値26,812円(最高56,842円)/エンハンス 23,850円・ネクスト 32,609円・ネクストデュオ 34,349円/Lovense中央値22,218円(Spinel 35,088円)

1万〜2万円の帯は、点数こそ43点と少ないものの、帯1の入口の商品と帯2の上の商品がちょうど重なる「乗り換えの駅」のような帯です。ウーマナイザーのスナップ(11,850円)、iroha FIT(12,276円)、LELOのSONA(12,540円)が、700円ほどの差の中に並んでいます。この価格帯で迷っている人は、ブランド名だけで決めずに、タグの付き方や値付けの性格(動かすか、動かさないか)も比べてみてください。

初めての1本をどう選ぶかについては、アダルトグッズ、初めての1本の選び方でも書いています。

剛田の採点:条件別、どのメーカーから見るか

最後に採点です。最初にはっきり書いておきます。この採点は値段と品ぞろえのデータ上の評価です。わたしは商品を使って評価したわけではないので、振動の強さや音、使い心地は採点に入っていません。見ているのは、10月20日のFANZAの値段、点数、タグの付き方、記録期間中の値段の動きだけです。

採点の物差しは4つにしました。

  • 手頃さ:中央値と、一番安い商品の値段
  • 品ぞろえの幅:点数と、値段の段の分かれ方(色違いが多い社は割り引いて見ています)
  • タグの揃い方:点数に対して、静音・防水などのタグが付いている割合
  • 値段の読みやすさ:記録期間中に値段が動かないほど高く評価(「待てば安くなるか」ではなく「いつ買っても値段が同じか」)
メーカー 手頃さ 品ぞろえの幅 タグの揃い方 値段の読みやすさ
LELO △ ◎ ○ ◎
ウーマナイザー △ ○ ◎ ○
Lovense △ ○ △ △
iroha(TENGA) ○ △ ○ ◎
Fun Factory ○ ○ ◎ ◎
Satisfyer ○ ○ ○ ○
ビーユアラバー ○ ◎ ○ △
Liebe Seele ◎ ○ ◎ ◎
プライム ◎ ◎ △ ○
マジックアイズ ◎ ○ ○ △
日暮里ギフト(NPG) ◎ ○ △(タグ0件) △

この表を条件別に読み替えると、わたしのおすすめはこうなります。

あなたの条件 まず見るメーカー 理由(データ上)
初めてで、予算をとにかく抑えたい プライム 72点で売り場最多。1,111円から。ふだんから元値の約8割の値段
3,000円台で、静音・防水のタグが付いた品から選びたい Liebe Seele 16点中、静音タグ12点・防水タグ12点。記録期間中の値下がりなし
吸引タイプが欲しい ビーユアラバー 29点中20点に吸引タグ。4,048円から
スマホで操作したい ビーユアラバー アプリ連動タグ7点は19社で最多(ほかはSatisfyerの1点だけ)
値段の上下を気にせず、決めた日に買いたい iroha(TENGA) 記録期間中、13点すべてで値下がりなし
1万円前後で、タグの揃った品から選びたい Fun Factory 14点中、静音タグ11点・防水タグ12点
予算の段を決めてから選びたい ウーマナイザー 11,850円〜34,349円まで段がはっきり分かれている。13点すべてに防水タグ
予算が大きく、同じブランドの中で幅広く選びたい LELO 42点・12,540円〜56,842円。値段はほとんど動かない
急がないので、値段の動きを見て買いたい 日暮里ギフト(NPG)・マジックアイズ 記録期間中、全商品で値段が動いた(安く買える保証ではありません)

安い買い物ではないので、この表だけで決めてしまわず、気になったメーカーの商品ページで説明やサイズもよく読んでください。素材の安全性については、医療用シリコンと書かれたグッズの安全性の考え方で別にまとめています。

よくある質問

irohaはどこのメーカーですか?

FANZAの通販では、irohaは「TENGA」のメーカー名で売られています。10月20日時点で、TENGAの名前で並んでいる女性向けのローター・バイブは13点。そのうちirohaの名前が付いているのは5点(iroha FIT 4点・12,276円、iroha FIT+ AONAMI 1点・18,700円)で、残りの8点はpaiRINGという別のシリーズでした。

SVAKOMはFANZAで買えますか?

10月20日時点のコヨイチの記録では、SVAKOMはFANZAの今のローター・バイブ売り場には見当たりませんでした。

LELOのような高いブランドは、セールで値下がりしますか?

記録期間(7月17日〜10月20日)では、LELOで一度でも安い日があった商品は42点中12%だけで、下げ幅も最大12%でした。元値に対する今日の値段は約0.97です。大きな値下がりを待つより、今の値段で予算を組むほうが現実的なメーカーです。なお、これは過去の記録で、今後の値段を約束するものではありません。

一番安く買えるメーカーはどこですか?

10月20日時点のFANZAの値段で、今回比べた19社の中で中央値が一番低いのはマジックアイズ(2,174円)です。商品単位では、598点全体の最安は435円でした。ただし値段の帯が近いプライムやNPGも、1,000円前後から商品があります。値段だけで決めず、タグや品ぞろえも見て選んでください。

まとめ:先に「帯」を決めて、次に「値付けの性格」を見る

FANZAの女性向けローター・バイブ598点をメーカーで並べると、次のことが分かりました。

  • メーカーは値段で3つの帯に分かれる。2万円台の海外ブランド(LELO・ウーマナイザー・Lovense)、7,000〜1万円台(Fun Factory・iroha/TENGA・MagicMotion・Satisfyer・ビーユアラバー)、2,000〜4,000円台の手頃なメーカー(プライム・NPG・マジックアイズほか)
  • 上の帯と下の帯の中央値は約10倍(LELO 26,812円÷プライム 2,578円≒10.4倍)
  • 売り場の約半分(305点)は2,000〜5,000円の帯にある
  • 値段を動かさない社(TENGA・Fun Factory・Liebe Seele・トイズハート)と、よく動く社(NPG・マジックアイズ・ハトプラ・MOTLAB)がある。値下がりの割合は安く買える保証ではない
  • 吸引タグとアプリ連動タグはビーユアラバーに多く、防水タグはウーマナイザーが13点すべてに付いている

選ぶ順番は、まず予算で帯を決める。次に、その帯の中で値付けの性格とタグの付き方を比べる。この二段で見れば、ブランド名の印象だけで選ぶより、ずっと後悔の少ない買い物になるはずです。

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剛田

剛田比較・スペック検証

既婚。家電量販店の販売員を20年。数字と条件で人にものを勧める仕事をしてきたので、比較表と採点でしか結論を出さない。読者の予算をいつも気にしている。

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