深夜にムラムラして眠れない女性へ、わたしがしている過ごし方

公開日: 2026-08-09

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夜中にふと目が覚めて、そのまま眠れなくなることがある。理由は特にない。ただ体だけが妙に敏感になっていて、頭の芯のほうがずっと起きている感じがする夜だ。そういう夜に限って、時計を見るたびに数字だけが進んでいく。

これは自分がおかしいのだろうかと、以前のわたしは少し戸惑っていた。でも人に話してみると、意外と「わかる」と言われることが多かった。だから今日は、そんな夜の話を書いておきたい。

なぜ深夜にムラムラするのか

はっきりした答えを持っているわけではないけれど、いくつか一般的に言われていることはある。一つは、体温や自律神経の働きが夜になると変化しやすいということ。眠りに入る前後は体が緩んで、感覚が普段より敏感になりやすい時間帯だとされている。

もう一つは、生理周期に伴うホルモンの波だ。周期のタイミングによって、体の感じ方が変わりやすいという話は一般論としてよく聞く。ただ、これはあくまで体調や個人差の範囲の話だと、わたしは理解している。

あとは単純に、静かな時間だからというのもあると思う。昼間は考えごとや予定に気を取られているけれど、夜になって一人になると、体の感覚だけがぽっかり浮かび上がってくる。眠気とムラムラが同時に来て、どちらも中途半端なまま、布団の中で持て余してしまう。そういう夜は、たぶん誰にでもある。

眠れないまま朝を迎えた失敗談

一度、明け方近くまでまんじりともせずに過ごしてしまった夜がある。天井の木目を数えるくらいしかやることがなくて、スマホを見ても余計に目が冴えるだけだった。隣の部屋の時計の秒針の音が、やけにはっきり聞こえていたのを覚えている。

結局、気づけばカーテンの隙間が白んでいて、鳥の声がし始めていた。仕方なく起きてお茶を淹れて、始発の電車が走る音を聞きながらぼんやりしていた。その日の仕事は散々だった。会議中に何度もあくびを噛み殺して、同僚に「元気ない?」と聞かれて曖昧に笑って誤魔化した。

情けない話だけれど、あの夜に学んだのは「なんとかしようと意地になるほど眠れなくなる」ということだった。眠ろう眠ろうと力むほど、体は逆に起きてしまう。それに気づいてから、わたしは少し過ごし方を変えるようになった。

沙耶(このコラムを書いたライター)

わたしが試している過ごし方

大げさなことはしていない。むしろ、眠ることをいったん諦めるくらいの気持ちで過ごすほうが、結果的にうまくいくことが多かった。

一つ目は、部屋の灯りを完全に落とさず、常夜灯くらいの明るさに調整すること。真っ暗な中で目を凝らして眠ろうとするより、薄明かりの中で気持ちを緩めるほうが、わたしには合っていた。

二つ目は、白湯を一杯だけゆっくり飲むこと。冷たい水よりも、体温に近いぬるさのものを飲むと、気持ちがすっと落ち着く感じがする。

三つ目は、体をあえて少し動かすこと。布団の中で悶々とするより、一度起き上がって軽くストレッチをしたり、水を取りに行ったりする。体の熱をいったん逃がしてやると、気持ちの昂りも自然と収まりやすい。

四つ目は、思考を別の場所に持っていくこと。旅行の計画を頭の中で立ててみたり、好きな音楽を小さな音で流してみたり。ムラムラそのものを消そうとするより、意識の向け先を変えるほうが、わたしにはうまくいく夜が多かった。

気分を切り替える工夫の一覧表

こんな状態のサイン 試しやすい工夫
目は冴えているのに体はだるい 部屋の灯りを常夜灯くらいまで落とす
頭の中がぐるぐる考えごとをしている 白湯を一杯、ゆっくり時間をかけて飲む
布団の中でじっとしていられない 一度起き上がって軽く体を動かす
意識がムラムラした感覚から離れない 好きな音楽や別の考えごとに意識を向ける
何をしても落ち着かない 無理に眠ろうとせず、いったん諦めて起きておく

どれも眠りを保証するようなものではないけれど、気持ちを少し軽くするきっかけにはなると思う。

自分のための時間との付き合い方

ここまで書いた過ごし方は、あくまで気分を切り替えるためのものだ。でも、それとは別に「自分の体と静かに向き合う時間」を持つこと自体は、悪いことではないとわたしは思っている。誰かのためではなく、自分のためだけに使う時間があってもいい。

そういう時間のための道具を、一般的な選択肢として知っておくのも一つの方法だと思う。たとえば女性向けに作られたセルフケア用品にはいろいろな種類があって、

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のようなブランドも存在を知っておくと、いざというときの引き出しが増える気がする。使うかどうかは人それぞれでいいし、無理に取り入れる必要もない。ただ、選択肢として知っておくことは、夜の過ごし方を少し楽にしてくれるかもしれない。

よくある質問

深夜にムラムラするのは体調がおかしいということですか? 一般的には、体温や自律神経の変化、生理周期などが関係していると言われている。日常生活の範囲の話であることが多いと思うけれど、頻度や状態が気になる場合は専門家に相談するのも一つの選択肢だと思う。

眠れないときは無理に眠ろうとしないほうがいいですか? わたし自身の経験では、無理に眠ろうとするほど目が冴えてしまうことが多かった。いったん起き上がって別のことをするほうが、結果的に気持ちが落ち着くこともある。

誰にも相談できずに悩んでいます。どうすればいいですか? 一時的なものであることも多いので、必ずしも誰かに相談する必要はないと思う。ただ、長く続いて自分だけでは対処が難しいと感じる場合は、専門家に相談するという選択肢も一般的にはある。

まとめ

深夜にムラムラして眠れなくなるのは、自分だけがおかしいわけではないと、今のわたしは思っている。灯りを落とす、白湯を飲む、体を軽く動かす、意識を別の場所に向ける。そのくらい小さな工夫でも、気持ちは案外変わってくれることがある。これで一気に解決するというようなものではないけれど、夜を少し楽に過ごすきっかけにはなると思う。

同じように夜の過ごし方について書いた記事は金曜の夜、一人で動画を見る理由同棲マンネリの夜、誘い方を変えてみた話夏休み、一人で過ごす部屋のがらんとした時間にもある。他の読み物はコヨイチの記事一覧から。わたしのことはライターページに少し書いてある。

本コラムは脚色を含みます。

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沙耶

沙耶読み物(エッセイ・コラム)

エッセイスト。夜にまつわる話を書く。商品の話はしない。

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